大原美術館での20余年を語る
2002年に館長就任以来、「歴史の縦軸と、同時代の横軸が交わるのが美術館」との信念を明示し、大原美術館の諸活動を牽引してくださった高階秀爾先生。
その導きの姿に従い、21世紀最初の約20年間、大原美術館は、所蔵作品と自館の歴史研究を基軸にしつつ、その多角的な発信を積極的に行うことで歴史の縦軸を据え直すと共に、同時代を生きる制作者と鑑賞者双方との協働を積極的に進めて行きました。
本シンポジウムでは、高階先生の大原美術館館長としての活動と意義を語り合います。
【パネリスト】
河野元昭氏
東京大学名誉教授 元公益財団法人大原美術館理事
東京大学で教員としての同僚であり、秋田県立近代美術館長としては同館での大原美術館展開催に尽力。
また大原美術館や大原家所蔵の近世絵画の調査にあたった。
津上みゆき氏
画家
ARKO最初の招聘者。大原美術館と喜多方との連携事業「セピロマの夢」では喜多方で滞在制作を行う。
また高階秀爾実行委員長・審査員長のもとVOCA賞を受賞。
三浦篤
公益財団法人大原芸術財団 大原芸術研究所長 大原美術館長
柳沢秀行
公益財団法人大原芸術財団 シニアアドバイザー
問い合わせ先 公益財団法人大原芸術財団(電話:086-422-0005)
主催: 公益財団法人大原芸術財団 大原芸術研究所 大原美術館
助成: 公益財団法人鹿島美術財団