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大原美術館
〒710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15
有隣荘特別公開 メインビジュアル

令和7年春の有隣荘特別公開
有隣荘へようこそ!
現代アートでおもてなし
2025.4.18[金] ~ 5.11[日]

大原美術館の創設者である大原孫三郎(1880-1943)の私邸、そして倉敷の迎賓館として、1928年に誕生した有隣荘。ここには過去、たくさんの要人や著名人が訪れており、邸内の和洋折衷の設えや窓から見える庭と倉敷の景色、そしてそこで過ごすひとときを思い思いに楽しんだことでしょう。

建設から100年近くを経た有隣荘は、老朽化のため至る所に傷みが出ていたため、2024年に改修工事を実施し、壁や天井、畳、雨どいなど、なるべく当時の姿を維持しながらの修繕をおこないました。この度の特別公開では、きれいになった有隣荘の初めてのお披露目にあわせて、改めてみなさまをお迎えすべく、大原美術館のコレクションの中から現代アーティストたちの作品により、邸内を彩ります。
かつて迎賓館としての役割を担った有隣荘で、2025年の我々だからこそできる、新しいおもてなしの形をお楽しみください。


有隣荘一階和室
有隣荘2階から望む景色
有隣荘庭と大原美術館
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  • 有隣荘について

    倉敷が誇る近代建築
    大原美術館の創設者 大原孫三郎の私邸

    倉敷の町並みに凛とたたずみ、鮮やかな緑にあふれる有隣荘(ゆうりんそう)。倉敷の近代建築を代表するこの建物は、倉敷の商家である大原家の別邸として1928年に完成しました。
    大原家の本邸は、江戸時代からつづく町家であり、どこからでも出入りができる開放的な構造であったため、家族だけでゆっくりと過ごせる空間ではありませんでした。そのため大原孫三郎(1880-1943)は、病弱であった妻の壽惠子(1883-1930)を気遣い、家族だけの時間を持てる場所として、有隣荘の建築を構想したのでした。当初はバンガロー風の洋式住宅として設計が進められていましたが、倉敷を訪れる貴賓を迎えるための機能も担うべく、平屋建ての洋風建築と2階建ての和風建築、さらに中国風のデザインとが穏やかなハーモニーを奏でながら一体となった建物として建設されました。

    設計を担ったのは、大原美術館本館などの設計も手掛けた、岡山県出身の建築家薬師寺主計(1884-1965)です。和風建築部分の設計に関しては、薬師寺の恩師であり、明治神宮や築地本願寺などの造営で知られる伊藤忠太(1867-1954)から指導を受けました。また、大原美術館の初期のコレクション形成を担った画家の児島虎次郎(1881-1929)も、室内空間の至る所に芸術家としての美的感覚を注ぎ込んでいます。さらに作庭は、京都を中心に活躍した8代目小川治兵衞(1882-1926)と7代目(1860-1933)が手がけました。

    有隣荘は、1935年に大原美術館の所有となって以降も、迎賓館として多くの貴賓を迎えてきました。一般には長らく非公開でしたが、1997年より公にその扉を開けることとなり、現在では、年2回の特別公開をかねた展覧会の開催や、倉敷の夜景を楽しむ特別公開等を行っています。
    有隣荘外観
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展覧会のみどころ

有隣荘洋間

洋間

有隣荘へようこそ!
大原美術館創設の2年前に完成した有隣荘。開放的な開き戸と窓、寄木の床、シンプルな天井装飾が美しい洋間には、建設当時、児島虎次郎が収集した西洋美術作品が飾られていました。今や大原美術館の顔となったクロード・モネ《睡蓮》も、かつてこの洋間を彩った作品のひとつです。
本展では福田美蘭《モネの睡蓮》をはじめとするおもてなしの作品の数々で、みなさまをお迎えします。
有隣荘食堂

食堂

食のおもてなし
中国風の装飾が目を引く食堂は、児島虎次郎がデザインを手掛けました。食堂からつながる台所には、大正~昭和初期に普及していたと思われる氷冷蔵庫や舶来の調理器具も揃っており、お客さまを食でも楽しませていたことでしょう。ここでは小沢剛《ベジタブル・ウェポンーばら寿司/倉敷》がみなさまをもてなします。
有隣荘一階和室

一階和室

THE 和の空間
洋間を抜けた先は、高天井に軽快な欄間のデザインが調和する、趣ある書院造の和室です。かつて大床には掛軸や盆栽・生け花が飾られ、客人たちの目を楽しませていました。本展では会田誠《愛ちゃん盆栽(松)》などの現代の作品たちが、この和室の魅力をさらに引き出してくれることでしょう。
有隣荘二階和室

二階和室

ごゆっくりおくつろぎください
意匠に細やかな配慮が行き届いた2階和室からは、窓の外に広がる美観地区の美しい街並みが一望できます。この空間で、招かれた人々は心穏やかなひとときを過ごしたことでしょう。倉敷の街並みを堪能していただいたあとは、伊庭靖子《UNTITLED》に描かれたベッドがみなさまを心地よい眠りに誘います。 

小見出し

サンプル 太郎
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VOICE

主な作品紹介

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福田美蘭《モネの睡蓮》

福田美蘭《モネの睡蓮》

会田誠《愛ちゃん盆栽(松)》

会田誠《愛ちゃん盆栽(松)》
共同制作:加藤愛

渡辺おさむ《Sanctuary 白鳥》

渡辺おさむ《Sanctuary 白鳥》

小見出し

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  • 展示作品リスト

    【洋間】
    • 福田美蘭《モネの睡蓮》 
      2002年 アクリル、画布(パネル貼)、額縁(既製品)
    • 福田美蘭《色絵黍文角皿にむらすずめ》 
      2002年 陶器、アクリル、紙 
      ※富本憲吉《色絵黍文角皿》とあわせたユニット作品として 
    • 福田美蘭《馬形土器のリュトンから酒》 
      2002年 土器、アクリル、紙 
      ※イラン《馬形土器リュトン》とあわせたユニット作品として
    • 伊庭靖子《UNTITLED》 
      2003年 油彩、画布
    • 伊庭靖子《UNTITLED》 
      2013年 油彩、画布

    【食堂】
    • 小沢剛《ベジタブル・ウェポンーばら寿司/倉敷》 
      2005年 写真(ラムダプリント)/レシピボード:黒板、チョーク

    【1階和室】
    • 会田誠《愛ちゃん盆栽(松)》 
      2005年 ミクストメディア 共同制作:加藤愛
    • 会田誠《愛ちゃん盆栽(松)お庭にて》 
      2005年 写真(ラムダプリント)、画像面にアクリル 共同制作:加藤愛
    • 山口晃《倉敷金刀比羅圖》 
      2005年 油彩・水彩・墨、画布
    • 福田美蘭《雪舟『山水図』》
      2002年 アクリル、画布、軸端等を含む擬掛幅装

    【2階和室】
    • 渡辺おさむ《Sanctuary 白鳥》 
      2012年 モデリングペースト、粘土、合成樹脂、アクリル
    • 花澤武夫《ゴールドベルグ(倉敷眺望)》 
      2003年 油彩、画布
    • 福田美蘭《有隣荘の瓦と笹》 
      2002年 軒丸瓦(既製品)、アクリル、紙、木、針金
    • 伊庭靖子《UNTITLED》 
      2003年 油彩、画布

    ※全て公益財団法人大原芸術財団 大原美術館蔵
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入場料金

■障害者手帳(ミライロID)をお持ちの方は、ご提示ください。ご優待いたします。
■未就学児は無料です。

料金
【有隣荘のみ】
一般
1,000円
【有隣荘のみ】
高校・中学・小学生(18歳未満の方)
500円
【セット券(有隣荘+大原美術館)】
一般
2,500円
【セット券(有隣荘+大原美術館)】
高校・中学・小学生(18歳未満の方)
1,000円
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展覧会情報

会場
有隣荘(大原美術館向かい)
会期
2025(令和7)年4月18日(金)~5月11日(日)
休場日:4月21日(月)
開場時間

10:00~16:00 
※入場は15:30まで

主催
公益財団法人大原芸術財団 大原芸術研究所・大原美術館|「瀬戸芸美術館連携」プロジェクト実行委員会|公益財団法人福武財団|独立行政法人日本芸術文化振興会|文化庁
後援
大原美術館後援会
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協賛

余白(20px)
エヴァホール
うさぎや
株式会社三晃空調
ナカシマホールディングス株式会社
株式会社藤木工務店
余白(80px)

ご来場のお客様へのお願い

  • 有隣荘内の混雑状況により、ご入場をお待ちいただく場合がございます。
  • 有隣荘敷地内での飲食、喫煙、写真・動画撮影はご遠慮ください。
  • 携帯電話、スマートフォンはマナーモードに設定いただき、会場内での通話はご遠慮ください。
  • お手洗いはございません。大原美術館敷地内またはお近くの公衆トイレをご利用ください。
  • 展示品や調度品、建具類にはお手を触れないようにお願いします。
  • 小さなお子様をお連れの場合は、お子様と手をつないでのご観覧をお願いいたします。
  • 当施設は建設当時の姿をそのまま残すかたちで保存を行っているため、バリアフリー化がされておりません。車いすでのご入場はできませんので、あらかじめご了承ください。

アクセス

有隣荘
大原美術館の向かい(地図の赤い印の場所)


お問い合わせ
大原美術館
〒710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15
TEL 086-422-0005
E-mail info@ohara.or.jp

JR山陽本線 倉敷駅より徒歩15分

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