ARKO
Artist in Residence Kurashiki, Ohara 2025-2026

ARKO(アルコ)について

  • ARKO(Artist in Residence Kurashiki, Ohara)は、公益財団法人大原芸術財団によるアーティストのレジデンス・プログラムです。本プログラムでは、大原美術館の礎を築いた洋画家児島虎次郎ゆかりの地、無為村荘での最長3か月間の滞在制作と、完成した作品の展示公開を行います。

    2002年の開始以来、ARKOは18名のアーティストを迎え、彼らの挑戦と創造に寄り添い、生み出された新たな価値を提示してきました。
    2025年度からは、大原芸術財団の作家協同交流事業の一つとして、作家とミュージアムがより密接に関わることを目指してリスタートします。

    ※公益財団法人大原美術館は、2024年4月より公益財団法人大原芸術財団に名称変更しました。

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ARKO 2025-2026
募集要項

募集人数
1名(組)
滞在制作期間
2026年4月1日(水)~2027年3月31日(水)の間で最長3ヶ月を原則とし、プログラム参加者と協議の上、決定します。
作品公開
滞在制作により完成した作品を、滞在制作終了後2か月間を目安に一般公開します。展示場所はプログラム参加者と協議の上決定しますが、大原美術館または倉敷考古館のいずれかとします。
応募期間
2025年4月1日(火)9時~2025年5月15日(木)17時
応募方法

「応募条件」および「制作・滞在に係る事項」を確認し、内容に同意いただけた場合は、Google formから応募してください。
応募はこちらから

【応募時の注意事項】
・ポートフォリオのファイル形式はPDFとし、データサイズは10MB以下としてください。
・PDF中の画像は、作品画像・展示風景等含め10枚以内としてください。
・映像はアップロードせず、インターネット上に公開または保管されたアドレスを記入してください。
・作品のタイトル、制作年、素材、技法、作品解説等は当該作品の画像と対照できるようにしてください。

応募が確認できた方には、担当者から受付完了メールを送信します。2025年5月25日(日)までに連絡がない場合は、電話(086-422-0005)にて担当者までご連絡ください。

選考および通知

公益財団法人大原芸術財団職員および、過去のARKO事業参加者の中から選出した2名により選考をおこないます。選考をおこなうARKO事業参加者は、本募集終了後に選出し決定・後日発表いたします。
選考後は候補者と無為村荘(アトリエ)の下見および打ち合わせをおこない、双方が合意した場合に限り、プログラム参加者として決定します。なお、下見に係る旅費は財団が負担します。

選考結果は、2025年9月中に応募者全員にメールで通知します。

応募条件

応募は、次の条件をすべて満たす方とします。

  • 美術に関わるアーティストであること
  • 無為村荘を活用して、滞在制作ができること
  • 倉敷に滞在すること
    ※介助者等が必要な場合、介助者等に係る経費は応募者が負担してください。
  • 日本語で意思の疎通ができること
    ※日本語以外の言語でのサポートはおこないません。
    ※通訳者が必要な場合、通訳者に係る経費は応募者が負担してください。
  • 応募条件や事業内容を理解し、滞在から事業終了まで責任を持って参加できること
  • 滞在期間終了までに1点以上の作品を完成させ、その作品を一般公開すること
  • 実施にあたり、他の著作権等を侵害しないこと
  • 本プログラムの広報活動に協力すること
    ※滞在期間中の取材対応および、最低1回のマスコミ向けアトリエ公開をおこなってください。
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制作・滞在に係る事項

滞在中の費用支給
【交通費】
居住地~倉敷間の一往復分の交通費を支給します。ただし、上限は15万円とします。
※公共交通機関は実費、自家用車の場合は当財団の計算式により算出した金額にて支給。

【生活費】
「1日あたり3,500円×滞在日数」を、当該月分を月頭に現金にて支給します。

【制作活動費】
税込30万円を上限に、実費を支給します。

なお、グループ等複数人で参加する場合も、支給する費用は上記の限りとなります。制作アシスタントや介助者、通訳者等を伴う場合も含め、上記以上の費用が発生する場合は、プログラム参加者がご負担ください。
居住場所・移動手段

滞在中の住居は、当財団が契約したウィークリーマンションを無償で貸与します。当該住居は日常生活に最低限必要な家具、備品を備えています。住居での光熱費は当財団が負担します。
住居は、無為村荘(アトリエ)および大原美術館や倉敷考古館に通える距離(自転車で約15分)に位置し、無為村荘までの移動手段として、自転車を貸与します。

制作場所

大原美術館の礎となる作品を収集した画家・児島虎次郎が居を構えた無為村荘の敷地および敷地内部のアトリエを活用していただきます。敷地内は基本的に舗装されておらず、アトリエまでは傾斜地が続きます。建設当時の姿を保存しているため、電気およびガスの供給はありません。

その他注意事項
  • 制作アシスタントや介助者、通訳者等を伴う場合は必ず事前にご相談ください。

  • 当財団職員は、可能な範囲で材料の調達、県内取材の同行、日常生活の補助をおこないます。ただし、制作上の技術的なサポート等はおこないません。

  • 健康保険、傷害保険、旅行保険等は、滞在中に支給する費用に含みません。必要な場合は応募者側で加入してください。また、当財団は保険加入等に関する責務は負いません。

  • 社会情勢の変化により、事業が変更または延期となる可能性があります。その場合は、応募者と協議の上、事業内容または開催時期を再設定いたします。

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無為村荘について

大原美術館から北西に3kmほど離れた倉敷市酒津に位置します。1913年より児島虎次郎が住居とアトリエを構え、1929年に他界するまで制作をおこないました。現在、敷地内には大原家旧別宅のほかに、無為堂(木造平屋建ての住宅)、アトリエ、ガラスの茶室が残っています。

敷地内の山上部にあるアトリエは、児島が受託した明治神宮外苑聖徳記念絵画館へ奉納する《対露宣戦布告御前会議》を制作するために、同会議が行われた部屋と同じ規模でつくられたものです。
延べ床面積は約150㎡、制作スペースは70㎡超で、天井高は約3mです。北面のガラス窓と天窓から採光するつくりとなっており、建設当時の姿をそのまま残しているため、ガスや電気は通っていません(水道は無為村荘敷地内にあります)。周囲は自然豊かな環境で、鳥や虫たちが多く生息しています。
主催
公益財団法人大原芸術財団 大原芸術研究所・大原美術館
協力
一般団法人クラレ財団
問い合わせ

公益財団法人大原芸術財団
TEL:086-422-0005 
Mail:arko@ohara.or.jp
担当:研究部 長谷川、塚本、孝岡

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