「AM倉敷(Artist Meets Kurashiki)」は、アーティストが倉敷との出会いを通じた作品を制作し、公開を行う事業です。
その17回目として、「高松明日香　―　光は世界を駆け巡る」を開催します。

高松明日香の作品は、この世界のどこかで当たり前のように過ごされている日常の一場面を淡々と描き出したかのようでありながら、壮大な物語のワンシーンのような演劇性を感じさせます。さらに近年は、複数の作品を組み合わせた展示を行い、独自の世界観を提示して、高い注目を集めています。

本展は、本来2020年4月～7月に開催を予定しておりましたが、COVID-19感染拡大により延期を余儀なくされました。
その後の約4年間で、高松は、当初予定していた大原美術館所蔵のジョヴァンニ・セガンティーニ、ギュスターヴ・モロー、エル・グレコ、児島虎次郎などの作品と、自身の新作を組み合わせた展示を基本としつつ、最新作も加えて、独自の世界観をさらに深めた展示を構想しました。
大原美術館の本館各所で展開される高松明日香と大原美術館所蔵品とのコラボレーションにご期待ください。